向いていないひとってどんなひと?この仕事、簡単じゃないよ

当社に向かない人とは?読んでじっくりと考えてほしい記事

冒頭からびっくりさせてしまうかもしれませんが、今回は当社に向かない人をご紹介していきます。なぜ紹介するのかというと、たとえば入社後に「こんなはずではなかった…」とはなりたくないですよね?

それは当社も同じです。アンマッチになってしまうとお互いに不幸せなので、応募前にそうしたことをすり合わせておけば未然に防げると思い記事にしました。

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    ITっておしゃれで格好いい!と思っている方

    IT業界に対する漠然としたイメージってどう思いますか?たとえば、カフェやコワーキングスペースでリモートワークをしているイメージでしょうか。たしかにそうした働き方ができる会社もあるかもしれませんし、プログラミングをして開発をするってかっこいいじゃん、と思うかもしれません。

    でも、実際の開発作業というものはとても地道で泥臭いものです。決して華やかなものではありません。

     

    また、開発全般にいえることですが、基本的に不具合はあってはならないです。それはIoTでもAIでも、パッケージソフトやゲームであっても同じ。もちろん私たちが手掛けている業務システムや組込システムも同様です。

     

    高品質なプログラムを作成するためには、高水準のスキルを習得しなくてはなりませんし、それでいて不具合を1つでも多く減らすために、緻密で膨大なテストをこなさなければならないのです。

    システムの種類によっては、そのシステムの不具合が人の命(ex.医療に関わる領域)や、人・企業のお金に直結するもの(ex.金融領域)もあるため、なおさらプロとして高いスキルレベルが要求される仕事ということですね。

    だから「スマートでかっこいい」と先行したイメージを持って入社すると、現場でのギャップに苛まれて挫折する人が多いのです。

     

    一方で地味で地道な業務の先には、この上ないやりがいが待っているのも間違いありません。出来上がったシステムが世に出て動き、その実感や達成感、満足感が得られる仕事でもありますし、そのシステムを通じて社会貢献につながったり、クライアントから感謝されたりなど、エンジニアとして報われる瞬間があります。

    人手不足だから“未経験でもすぐに仕事ができそう”だと思う方

    一般的に未経験歓迎の求人をしている企業は多いですし、当社も例外ではありません。しかしこれにはやや語弊があります。「未経験からでもできちゃう仕事」ではなく「未経験から業界に入ってくることは可能」というニュアンスが正解です。

     

    この業界に入ってくることは誰でもできますが、“エンジニアとしての適性や素養が低ければ、必要な知識やスキルの習得に苦戦してしまいます。さらに苦戦することでどんどん苦手意識が高まり、最終的には離脱せざるを得ない場合も。

     

    だから、簡単な気持ちですぐに活躍できる仕事ではないですし、活躍するには相応の学習が必須になってくることを念頭においてもらう必要があるのです。

    デスクワークでラクそうだと捉えている方

    たとえば、プログラミングの仕事についてどういうイメージをお持ちですか?デスクに向かってひたすらパソコンにかじりついているイメージでしょうか。たしかにその通りかもしれません。肉体労働ではないので身体を動かすことはあまりないのですが、頭を非常に使う仕事ですので決してラクではありません。

    システムを構築するうえでクライアントの要望を引き出し、具現化のために設計をしたり、資料をつくったり、プログラミングやテストを繰り返したりと、とにかく頭を使います。

     

    かつ、座りっぱなことが多く身体のあちこちが凝りますので、そういう意味では身体もラクではないです。

    簡単に稼げそうだと考えている方

    たしかに、“相応の高いスキル”を持っていれば稼げる仕事だといえます。でも、1年や2年でたくさん稼げる仕事だとは思わない方がいいです。

    しっかりと稼げるようになるには、プログラマーであれば高品質のプログラムをはやくて正確につくれる高レベルなスキルを持っているだとか、システムエンジニアであれば技術や知識だけでなく、コミュニケーションスキルやマネジメントスキル、ほかにも仕事を進める上でのさまざまな力を発揮できてこそ実現できるのです。

     

    日々研鑽!簡単なことではありませんが、努力に見合った収入が得られる仕事であることは間違いありません。

    コミュニケーションとか必要なさそうだと思っている方

    この仕事は、もくもくとパソコンに向かって作業を行なうイメージをよく持たれますが、「ほかの人とコミュニケーションを取る機会が少なくて気がラクそう」なんて思っていたら、それは完全に間違いです。

     

    システムエンジニアに比べれば、プログラマーはコミュニケーションを取る頻度は少ないかもしれませんが、それでもチームメンバーとのやりとりは発生します。コミュニケーションが不足していると取り返しのつかないミスにつながることもあるので、やはり必要なことです。

     

    システムエンジニアになると、コミュニケーションの機会はもっと増えます。場合によってはパソコンに向かって作業をしている時間の方が短いかもしれません。

    クライアントとの打ち合わせ、提案、プレゼンや、設計者同士の打ち合わせ、プログラマーへの共有など、とにかくコミュニケーションが重要になってきますので、「がっつり人と関わる仕事」だと認識しておかなくてはなりません。

    お客様先に常駐したくない!と思う方

    この仕事の多くは、エンジニアがお客様先に常駐して開発を行なう仕事です。もちろんすべてがそうとは限りませんし、パッケージ制作会社やゲーム制作会社(本体企業)なら、自社内ではたらくことができるでしょう。しかし、“クライアントが存在する”システム開発の仕事は客先常駐をします。決してゼロにはなりません。

    そのため、「絶対に客先常駐はしたくない」という人は向いていません。それは当社のみならず、多くの同業他社においても同様です。

     

    先入観や固定観念も含めて微妙なイメージが先行しがちな客先常駐ですが、誤解している部分も多くあります。得られるメリットもたくさんありますので、ぜひ一度「客先常駐の全容を紐解く資料」をご覧になってみてください。

    客先常駐の全容を紐解く資料

    以下からご確認いただくことができます。

    さいごに

    いかがでしたでしょうか。本記事はおもに学生のかたや、中途未経験のかたを対象とした内容です。入社したあと「こんなはずじゃなかった」と思ってしまっては私たちも辛いです。エントリー前に“この仕事に対して抱いているイメージと現実のギャップ”を埋めておく目的で、解像度を上げるために本記事を公開しましたので、記事をとおして疑問に思ったことや、聞いてみたいことがあればいつでもお気軽にご相談ください。